約 1,319,669 件
https://w.atwiki.jp/pararowa/pages/62.html
【名前】ゼロ(ルルーシュ・ランペルージ/C.C.) 【声優】福山潤/ゆかな 【性別】男性(ルルーシュ)/女性(C.C.) 【年齢】17歳(ルルーシュ)/魔女化してより数百年経過(C.C.) 【外見】黒のマスクとボディスーツにマント。筋肉モリモリマッチョマン。黒髪(ルルーシュ時)/腰まである緑髪(C.C.時) 【一人称/二人称】私、俺(ルルーシュ)/君、お前、貴様、他 【関連人物への呼称】 ナナリー・ランペルージ→ナナリー 枢木スザク→スザク ロロ・ヴィ・ブリタニア→ロロ 【略歴】 ルルーシュ・ランペルージがC.C.が融合した姿。二人についての詳細は該当項目を参照。 シンジュクでミサイルに巻き込まれたところをブリタニアに捉えられていたC.C.と融合し、神の力とまで云われる強大なギアスを授かりゼロとなった。 基本的にはルルーシュの意識で動いており、ナナリーの望む「優しい世界」を作るため黒の騎士団を組織しブリタニアとの戦いに身を投じる。自らを「魔王」と称する。双子の弟であるロロのことを「呪われし我が愚弟」と呼ぶ。 ネモと契約したナナリーには戦いから遠ざかるように諭し、親友であるスザクとも刃を交え、共に戦うことを持ちかけたりする。 ルルーシュとC.C.との顔は使い分けることが可能で、互いの意識は表層で切り替えられている。 C.C.はルルーシュとナナリーの母、マリアンヌと交流があり個人的にも二人に思うところがあるようだ。 【性格】 冷静な思考と常に先の状況を予測する頭脳を持つ。アニメのルルーシュと違う点は重要な場面では自ら戦陣に立つこと。 その行動理念はやはりナナリー。しかし全てが終わったあとは魔王C.C.としてナナリーとは敵対する道を選ぶ。 【能力・武装】 生身でありながらナイトメアを蹴散らすなど人間を越えた身体能力を有する。主に肉弾戦とマントによる攻撃を使う。 また量子シフトによりナイトメアフレーム「ガウェイン」を召喚可能。しかしロロに一発で壊され、その後何事もなかったかのように復活し、にも関わらずゼロの足場ぐらいにしか使われてないなど扱いが悪い。 森羅万象を無に還すワイヤードギアス「ザ・ゼロ」も保有し、ナイトメアを停止させる、パイロットの意識を奪う、銃弾のエネルギーをゼロにするなどをしている。 発動の基点は手の平から発する光であり知っていれば回避や防御は可能。 【パラレル作品での概要】 「反逆のルルーシュ」にも登場するが、こちらは素性を隠すため変装である。 【備考】 そのマッシブな体格とアニメのルルーシュとはかけ離れた戦闘力から、アニメとの区別の意味として「ゼロ様」と呼ばれている。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2266.html
4話 朝食を終えたルイズは教室に入った。 教室ではすでに多くの生徒が着席していて、その脇には各々の使い魔を侍らせている。 だが、今ルイズの後ろにホワイトスネイクはいない。 きっと朝食のことを腹にすえかねてるんだわ、と考えたルイズは自分の使い魔の名を呼んだ。 「ホワイトスネイク、出てきなさい」 だが出てこない。 聞こえていないわけではない。 ホワイトスネイクは今のところルイズのスタンド「のようなもの」なので、 ルイズに見えたり聞こえたりしたものはホワイトスネイクにも見えているし、聞こえている。 これはプッチ神父の時と同様だ。 つまり何が言いたいかというと……無視したのである。 「ホワイトスネイク、出てきなさい!」 口調を強めて、再び使い魔の名を呼ぶルイズ。 だがホワイトスネイクは出てこない。 その様子を見た教室の生徒たちは、最初はきょとんとしていたものの、次第にニヤニヤし始めた。 「『ゼロ』のやつ、早速使い魔に見放されちまったのかぁ~?」 「まあトロールみたいにバカな亜人じゃなくて、ちゃんと言葉が話せる亜人だったからなぁ。 ルイズが『ゼロ』だってこと、すぐに分かったのかも」 「にしても、召喚されたのが昨日の午後だろ? 1日と立たずに使い魔に見限られるってのは、さすが『ゼロ』のルイズというか……」 その陰口はルイズにも届いていた。 恥ずかしさでルイズの顔が赤くなる。 「ホワイトスネイク!」 三度目の呼びかけは教室中に響くような声だった。 一瞬、教室がシンとなる。 ホワイトスネイクが現れたのは、そのときだった。 ルイズの背後の空中に、浮かびあがるように。 ――――――――――――首だけで。 もっとも首だけで出てきたのにはちゃんとした意味がある。 「お前なんかのために自分の全身をいつも出しとくのはもったいねー」というホワイトスネイクなりの意思表示であり、 朝食で受けた屈辱の「ほんの一部」を返すためでもある。 ルイズに何度呼ばれても出てこなかったのも、同じ理由だ。 そして―― 「呼ンダカ、ルイズ?」 さも今気付いたかのような口調でホワイトスネイクが言った瞬間―― ドンドンドンドンッ! 4本のツララがホワイトスネイクに襲い掛かったッ! 「何ダトォーーーッ!!」 突然の攻撃にホワイトスネイクは驚いた。 だが20年に渡って続けた殺し合いで培われたカンは、ホワイトスネイクを瞬時にこの事態に対応させたッ! 間髪入れずに全身を発現、そして向かってくるツララを全て手刀で叩き落とすッ! ツララが無数の氷の破片になって床に散らばったとき、ツララを撃ち込んだ犯人が発覚した。 犯人は小柄なメガネの少女。 少女の髪の色は青、手には身の丈より大きい杖を携え、荒い息でそれをホワイトスネイクに向けていた。 「ちょ、ちょっとタバサ! あんた一体何して……」 キュルケが大声を上げる。 無論、攻撃されたホワイトスネイクも黙ってはいない。 「小娘……オ前、何ノ」 「ちょっとあんた! わたしの使い魔にいきなり攻撃するなんてどういうことよ!」 ホワイトスネイクの声を遮り、凄まじい剣幕でルイズが怒鳴る。 「それに『ウィンディ・アイシクル』みたいな強力な魔法を使うなんて! ホワイトスネイクを殺す気だったの!?」 「……ごめんなさい。勘違いした」 タバサと呼ばれた少女は額に冷や汗を浮かばせながら、謝罪した。 「勘違いって何よ勘違いって! 取り返しのつかなくなるところだったじゃないのよ!」 「……ごめんなさい」 カンカンになって起るルイズと、弁解もなくただただ謝るするタバサ。 これでは全く事態が進展しそうにない。 周りの生徒もどうしてよいか分からず、互いに顔を見合わせるだけだった。 そしてホワイトスネイクは、被害者のはずの自分が蚊帳の外にいることに気づいた。 気づいて口を開いたその時、ガラリと扉が開いて教師が入ってきた。 「皆さん、ご機嫌よ……あら、どうしました?」 きょとんとした顔で教師がルイズに問いかける。 「わたしの使い魔が攻撃され」 「いえ、何でもないです!」 ルイズの言葉を遮り、キュルケが大きな声で教師に答える。 「ちょっとキュルケ! その子の肩を持つつもり!?」 ルイズが強い口調で言うと、キュルケは席に座ったままのタバサを捕まえると、 彼女を引きずるようにしてルイズのところまで素早く連れて来た。 「いいから、ここは無かったことにして。ほら、タバサも謝ってるじゃない?」 「でも、せめて理由ぐらい聞かせてくれなきゃ納得できないわよ」 「……お化け」 「「……は?」」 「彼が……お化けに見えた。く、首だけ、だったから……」 「それで……攻撃したの?」 タバサはこくりとうなずいた。 つまりお化けが嫌いなタバサが、 ルイズの後ろに「首だけで」出てきたホワイトスネイクをお化けと勘違いし、攻撃した……と。 ルイズとキュルケは、思わず脱力してしまった。 「ごめんなさい」 そう言ってタバサはぺこりと頭を下げた。 「だったらそうと言ってくれればいいのに……」 キュルケはため息をつきながら席に戻った。 「……次からは勘弁してよ」 ルイズはそれだけ言うと、さっさと歩いて行って席に着いてしまった。 後にはタバサと、怒っていいのか、感心していいのか、よく分からない気分のホワイトスネイクが残った。 使い魔(とルイズは思っている)のことを自分のことのように怒ったルイズは評価すべきだが、 自分がそっちのけにされたまま解決されてしまったのは腹立たしかったのだ。 ホワイトスネイクがそんなもやもやした気分でいると、タバサがホワイトスネイクを見上げて言った。 「あなたには、悪い事をした」 「……当タリ前ダ。アト少シ対処ガ遅レテイタラ、タダデハ済マナカッタ」 「でも……できれば首から下を隠すのはもうやめてほしい」 「是非トモソーサセテモラウ。毎回アンナ攻撃デ襲ワレルノハタマラナイカラナ」 「……ありがとう」 「礼ヲ言ワレルヨーナ事デハナイ。小娘ノ自制心ガ信用デキナイカラ、自分デ対策スルダケノ事ナノダカラナ」 ホワイトスネイクは不機嫌全開でそう言うと、フッと姿を消した。 「き、消えた!?」 またもや教室が騒がしくなる。 が、すぐに皆が静まった。 どこからか現れた赤土の粘土で口をふさがれてしまっているのだ。 「いつまで騒いでいるのですか! もう授業を始めますよ!」 教師の言葉を聞いて、生徒達はいそいそと授業の用意を始めた。 タバサもいつのまにか自分の席に戻っていたが、授業の用意はせずに本を黙々と読んでいた。 「さて、授業を始める前にほんの少しだけお話をさせていただきますわね。 このシュヴルーズ、新学期にこうやって皆さんの使い魔を見せていただくのをとても楽しみにしているのです。 今年もみなさんが自分の使い魔の召喚に成功したようで、なによりですわ」 そう言って教室を眺めると、 「ミス・ヴァリエールはとても変わった使い魔を召喚したものですね」 「へ?」 シュヴルーズのとぼけた声を聞いて横を見ると、ホワイトスネイクがいつの間にかルイズの横に座っていた。 「ちょ、ちょっとあんた! いつの間に!」 「ツイサッキダ。ソレヨリ教師ガ何か言ッテルゾ。答エテヤッタラドウダ?」 「え? えー、はい。とても……変わって、ます」 混乱した頭でルイズが答えると、シュヴルーズはにっこり笑った。 「では、授業を始めますよ」 シュブルーズがこほん、と咳払いして杖を振るう。 すると教卓の上に石ころがいくつか転がった。 授業が始まる。 (中々分カリ易イ説明ヲスル教師ダ) 授業を聞きながら、ホワイトスネイクはそんな事を思った。 シュヴルーズの授業は以下の通りである。 魔法には火、風、水、土の4つの系統と、 今は失われた(使えるヤツがいないということだろうか? とホワイトスネイクは思った)虚無を合わせて、 全部で5つの系統があるということ。 そしてシュブルーズが言うには、土の系統は5つの系統の中で最も重要らしい。 その理由として、土の属性が重要な金属を作り出し、加工することが出来ることとか、 大きな石を切り出して建物を建てることが出来るということ、 それに土の系統が農作物の収穫にも関わっているということを挙げた。 ホワイトスネイクにとってはどれもこれも初めて聞くことばかりなので、 熱心にシュブルーズの説明に耳を傾けていた。 スタンドのデザインに耳は無いけど。 そして説明が丁寧な分、他の事を考える余裕も出てくる。 (ダガ手間ヲ考エナイナラ貴金属ヲ手ニ入レルコトモ、加工スルコトモ可能ダ。 建物ヲ建テルコトモ、農作物ノ収穫率ノ向上モ同様ニ。 『暮らしを楽にする』トイウ観点デハ、火ヲ楽ニ起コセルデアロウ火ノ系統ノヨウニ、他ノ系統モ重要ダロウ。 スタンドト同様、各系統ニ優劣ノ関係ハ無イト考エルベキダロウナ) そうこうしているうちに、シュヴルーズが教卓の上の石ころに向かって、 小ぶりな杖を振り上げた。 そして短く何かを呟くと、石ころが輝き始める。 数秒後、光が収まると、ただの石ころは光を反射してキラキラ輝く金属に変わっていた。 「ゴゴ、ゴールドですか? ミセス・シュヴルーズ!」 キュルケが身を乗り出して言う。 シュヴルーズはやさしく微笑んで、 「違います。ただの真鍮です。ゴールドを錬金できるのは『スクウェア』クラスのメイジだけです。 私はただの……」 と、ここでもったいぶった咳払いをして、 「トライアングルですから……」 と言った。 (『トライアングル』? ソレニサッキハ『スクウェアクラス』トカ言ッテタナ。 メイジトシテノレベルヲ表スモノナノカ?) 初めて聞く二つの単語にホワイトスネイクは頭を捻る。 (『トライアングル』……地球デハ『三角形』ノ意味。ソシテ『スクウェア』ハ『四角形』ノ意味。 『3』ト『4』……カ。一体ドレクライ違ウンダ? アノ教師ハ『スクウェアならゴールドを錬金出来る』トカ言ッテイタガ……ヨク分カランナ) 「ねえ」 そんな事を考えていると、ルイズから声がかかった。 「ドウシタ?」 ルイズにだけ聞き取れる程度の声でホワイトスネイクが答える。 「授業、そんなに面白いの?」 「私ニトッテハ真新シイ事バカリダカラナ」 「ふーん……」 「ルイズハ退屈ソーダナ」 「そうよ。知ってることばかりだもの」 「予習シタノカ?」 「自分で調べたのよ。魔法が……いや、なんでもないわ。 とにかく知識だけはたくさんあった方がいいと思ったの」 「ソウカ……ジャア質問サセテモラオウカ。『トライアングル』ト『スクウェア』ハドレダケ違ウンダ?」 「全然違うわよ。トライアングルは属性を3つしか足せないけど、スクウェアは4つも足せるのよ?」 「一ツ違ウダケジャアナイカ」 「全然違うのよ。足せる数は最大で4つ。低い方から順にドット、ライン、トライアングル、スクウェア。 足せる数が多くなればなるほど、より強力な魔法が使えるの。 現にトライアングルスペルとスクウェアスペルじゃ天と地ほどの差があるわ」 「具体的ニハ? 金ヲ作レルトカ作レナイトカ、ソーイウレベルデハ話ガ掴メナイ」 「そうね……」 そう言ってルイズが考え込んだ時だった。 「ミス・ヴァリエール!」 「は、はい!」 「今は授業中ですよ。 使い魔とお喋りするのは後になさい」 「すいません……」 「お喋りするヒマがあるなら、あなたにやってもらいましょう」 「へ? な、何をですか?」 「ここにある石ころを、あなたの望む金属に変えるのです。 さあ、やってごらんなさい」 そう言われたものの、ルイズは行こうとしない。 何やら困っているような、戸惑っているような、そんな様子だ。 そして、周囲の生徒達もざわつき始める。 だがホワイトスネイクはその理由が分かっていない。 周囲の様子から「ルイズは練金が苦手なのだろうか?」と若干的を外した事を考えたぐらいだった。 そして少しした後、ルイズは意を決したように立ち上がり、 「やります」 とだけ言った。 それを聞いた教室の生徒全員が、一斉にさっと青ざめる。 「ミセス・シュヴルーズ! ルイズに魔法を使わせるのは危険です!」 キュルケがすぐに抗議の声を上げた。 「あら、どうしてですか? ミス・ツェルプストー」 「……ミセス・シュヴルーズはルイズを教えるのは初めてですよね?」 「ええ、でもミス・ヴァリエールが努力家ということは聞いています。 さあ、ミス・ヴァリエール。気にしないでやってごらんなさい。 失敗を恐れていては何も出来ませんよ?」 ダメだ。 「ルイズが失敗する」ことまでは察してくれたようだが、 ルイズが魔法を使うことの危険性はさらにその先にある。 この教師にはそれが分かっていない。 そのことが、キュルケには理解できた。 「ルイズ、やめて」 キュルケが顔を青くして懇願する。 しかし教壇の方へ向かうルイズが振り向くことは無かった。 ホワイトスネイクはその後ろ姿を眺めた後、教壇と今の自分の位置を目測で測った 距離、約17メートル。 問題なく射程内であることを確認すると、ホワイトスネイクは指を組んでルイズの実習を見守った。 「ではミス・ヴァリエール、やってごらんなさい。 錬金したい金属を強く心に思い浮かべるのです」 ルイズはこくりと頷いて杖を振り上げる。 そして呪文を唱えて、杖を振り下ろすと―― ドッグオォォォン! 爆発したッ! 爆風をモロに受けたシュヴルーズは吹っ飛ばされて黒板に叩きつけられる。 そして教室にいた生徒達も、やはり同様に被害を受けた。 悲鳴が教室中に巻き起こる。 生徒達の使い魔は爆発に驚いて暴れ始め、そのうち共食い(厳密には共食いではないが)が始まりかけた。 そして爆発を起こした張本人であるルイズはというと……。 「マサカ、爆発スルトハナ……」 呆れた口調で言いながら教壇の上に浮かぶホワイトスネイクに抱えられていた。 爆発からは無事に逃れていたのだ。 だが―― 「教室ノ後片付ケカラハ、流石ノ私デモ逃ガシテヤレンナ」 「うるさい」 「キュルケ……ダッタカ。アノ女ガオ前ヲ『ゼロ』ト呼ンデイタノハコウイウコトダッタノダナ。 『成功率がゼロ』ダカラ……ダッタワケダ」 「うるさい!」 教室の隅っこからルイズが大きな声を上げた。 ルイズは後片付けをしていない。 ただ膝を抱えて座っているだけだ。 爆発で大破した教卓や割れた窓ガラスはホワイトスネイクが片づけていた。 そして教卓の残骸が片付いたあたりで、ホワイトスネイクがルイズに声をかけた。 「ルイズ」 「何よ?」 「不貞腐レルノハ勝手ダガ、自分ガシタコトノ片付ケクライハ自分デヤルベキダ」 「……主人の失敗は使い魔の失敗でもあるの だから片付けもあんたがやるのよ」 「ソウ言ウト思ッテイタヨ。コノ甘ッタレガ」 「な、なんですってえ!」 ルイズは思わず立ち上がったが、すぐにもといた場所に座り込んだ。 自分が「ゼロ」だってことは、自分がいちばん目を背けたいことだったからだ。 そしてそれが「甘ったれたこと」だってことも、ルイズには分かっていた。 分かっていても、眼を背けずにはいられないことだったから。 だから、それ以上言い返せなかったのだ。 「ルイズ」 「……何よ?」 「教卓ガアッタトコロマデ来イ」 「……何で?」 「私ハルイズカラ20メートル以上離レル事ガデキナイノダ」 「……どういうことよ? それに『メートル』って何?」 「メートルハ単位ダ。……1メートルガコノグライダナ」 そういって手で幅を作るホワイトスネイク。 「それ、『1メイル』じゃないの?」 「『メイル』?」 「ええ。1メイルが今あんたが示したぐらいの大きさ。 ついでに言うと、それの100分の1が1サント、それの400倍が1リーグ」 「覚エテオク」 「あんたって、相当辺鄙な場所から来たのね」 「国ガ変ワレバ法モ変ワル、トイウヤツダ。 別ニド田舎暮ラシダッタワケジャアナイ」 「ふーん、まあいいわ。そういうことにしといてあげる。ってそうじゃないわ! 何であんた、わたしから20メイルより遠くに行けないのよ!?」 「ソレガ私ノ性質ダカラダ、トシカ答エヨウガナイナ」 「……要するに、よく分かんないけどあんたの中で決まってること?」 「ソンナモノダ。分カッタラ早ク来イ」 渋々ホワイトスネイクが示した場所まで行くルイズ。 ホワイトスネイクはそれを確認すると、ルイズがさっきまでいたところとは反対側の窓を片づけ始めた。 そして手を動かしながら、ホワイトスネイクはルイズにまた声をかけた。 「ルイズ」 「……今度は何?」 「今ノ自分ノ才能ガ、自分ニ適シテイルト思ウカ?」 「……そんなこと、思うわけないじゃないの!」 「ナラバオ前ニ適シタ才能トハ何ダ?」 「そんなの……そんなの分かるわけないでしょ!? 一体いつからわたしがこんなだと思ってるのよ? わたしがどれだけ普通の魔法を使いたいって思ってきたか、あんたに分かるの!?」 ルイズの中の抑えきれない感情が、堰を切ったように溢れ出した。 「選べるなら選んでたわよ! だけど選べないのよ! 生まれたときから決まってて、ずっと押し付けられて生きてきたのよ!? 自分が火の魔法で暖炉に火をつけるところ! 水の魔法でお花に水をあげるところ! 風の魔法で風車をまわすところ! 土の魔法で石ころを銅に変えるところ! 何度だって夢に見たわ! 普通の魔法を使える自分を、何度だって夢に見たのよ! だけどできないのよ! どれだけ頑張ったって、どれだけ勉強したって! これ以上……これ以上、わたしに何を夢見ろって言うのよ!!」 それが、ルイズが16年間溜め込んだ感情だった。 頭の中はかまどのように熱くなって、滲んだ涙で視界はぼやけた。 まだ吐き出し足りなかった。 でも、これ以上は言えない。 何か言ったら、涙声になってしまいそうで―― 「同情スルツモリハナイ」 ホワイトスネイクの唐突な言葉に、ルイズはきょとんとした。 「ダカラトイッテ知ラヌフリハシナイ。 コレハ私ニモ関ワルコトダカラナ」 「え?」 「オ前ガ望ムナラ……私ハオ前ニ『普通の魔法』ヲ与エルコトガデキル。 『適材適所』トハ逆行スル形ニナッタトシテモ、ダ」 「どういう、こと……?」 「……見セタ方ガ早イナ」 ホワイトスネイクはそう言うが早いがルイズに歩み寄ると―― ドシュンッ! ルイズの額を切断せんばかりの勢いで、手刀を水平に振るったッ! 「ひゃあっ!」 突然の暴挙にルイズは思わず目をつむって叫ぶ。 …しかし、 「…あ、あれ? なんとも…ない?」 痛みらしい痛みが何も無いことに気づくと、ルイズは恐る恐る目をあける。 すると―― 「な、ななななな何これ! わたしの頭から何が出てきてるの?」 ルイズの額から、一枚のDISCが飛び出ていた。 「ちょちょ、ちょっとホワイトスネイク! ああ、あ、あんた一体、わたしに何したのよ!」 ルイズが色々と喚いているが、ホワイトスネイクは無視する。 そしてルイズの額から出てきたDISCを抜き取る。 「わっ! と、取れた!」 ルイズが何か言うが、やはりホワイトスネイクは無視した。 そして抜き取ったDISCの表面に目を通すと……そこに現れていた文字は、「ゼロ・オブ・ドットスペル」。 早い話、「ゼロのドットスペル」ということだ。 今ホワイトスネイクが抜き出したのはルイズ自身の魔法の才能。 正確にはホワイトスネイク自身、スタンドや感覚と同様に抜き出せる自身が無かったので、こうしてルイズで試したのだ。 試したのだが…… (DISCニマデ『ゼロ』ト書カレテイルノデハ救イガ無サスギルナ。 ココニハ触レナイデオク方ガイイダローナ……) 「サテ……『何をしたのか』……ダッタナ。君ノ『魔法の才能』ヲ抜キ出シタノダ。 魔法ガ果タシテ他ノ感覚ナドト『才能』トシテ抜キ出セルモノナノカ、確証ガ無カッタノデナ」 「才能を……抜き出す? あんた、何言ってるの?」 「分カラナケレバ、ソウダナ……モウ一度サッキノ錬金ヲヤッテミルトイイ」 「さっきと何も変わらないと思うけど……」 そう言いながらルイズは杖を抜き、ルーンを唱え始める。 そして手ごろな場所にあった木の破片目掛け、杖を振り下ろす。 だが―― 「……あれ? 爆発……しないの?」 さっきとは違い、何も起きなかった。 「当然ダ。今ノルイズハ魔法ノ才能ヲ失ッテイルノダカラナ」 「魔法の才能って…もしかしてさっきの!」 「ソウダ。先ホドルイズカラ抜キ取ッタDISCガ、ルイズノ魔法ノ才能ダ」 「ちょっとあんた、何してんのよ! これじゃただの平民と同じじゃない! 返して!」 「返シタトコロデ、使エルノハ爆発ダケダゾ?」 「……っ!」 事実だった。 ホワイトスネイクが手にする才能が自分に戻ってきたところで、 結局できるのは失敗魔法の爆発だけ。 自分が「ゼロ」であることに何も変わりは無い。 「そ、それでもよ! それでも、それさえなかったら、本当に何も無くなっちゃうじゃない!」 そんなルイズの苦渋に満ちた訴えに対し、 「……ルイズハ存外ニ察シガ悪イナ」 ホワイトスネイクはあくまで冷淡に、さらに別のベクトルの意味を加えて答えた。 「ルイズカラ今ノヨウニ魔法ノ才能ヲ抜キ取レルトイウ事ハ……他ノ者カラモ魔法ノ才能ヲ抜キ取レルトイウ事ダ」 「……あんた、まさか!」 「ヨウヤク理解シタナ」 ホワイトスネイクは口の端に笑みを浮かべると、話を一気に結論に持っていく。 「ツマリ君ハ他ノ誰カカラ魔法ノ才能ヲ奪イ取ル事ガデキルノダ」 「…ち、ちょっとあんた、自分が何言ってるか分かってるの!?」 「当然ダ」 「じゃあ何でそんな事!」 「私カラスレバ、何故ルイズガソレヲ拒ムノカガ理解デキナイナ。 私ガ言ッテイルノハ、魔法ヲ使エナイオ前ヲ救済スルタメノ方策ダゾ?」 「そんなやり方で魔法なんか使えるようになりたくないわ! 私だって分かるわよ。魔法の才能をあんたに取られたら、その人はもう魔法を使えなくなるって事ぐらい!」 「ダガ魔法ヲ使エナクナルノハオ前ヲ『ゼロ』ト呼ンデ侮辱スル者ダ」 「それは! そう、だけど……」 「昨日ノ広場……今朝会ッタキュルケ……ソシテ授業前ノ教室……。 私ガ見テキタ限リデハ、ルイズハ余リニ多クノ者カラ蔑マレテイル。 オ前ヲ『ゼロ』ト呼ンデ蔑ム事ヲ当タリ前ニシテイル奴等バカリダッタ。 ナノニ、ドウシテ拒ム理由ガアル? 何故躊躇ウ?」 ルイズはホワイトスネイクの言葉を唇を噛み締めて聞いていた。 ホワイトスネイクの言っていることに間違いはなかった。 自分は吐き出した。 これまでの鬱憤を、苦しみを、絶望を。 それを聞いた上で、その上で自分が「ゼロ」の汚名から抜け出す道を作った。 でも…そうだとしても…… 「わたしは…やらないわ」 ルイズには、その道を選ぶことはできなかった。 ホワイトスネイクは、すぐさま問いを投げかけるような事はしなかった。 ルイズが言葉を続けるのを待っていたのだ。 「貴族らしくない……と、思うの」 「貴族はね、背を向けないものなのよ。逃げちゃいけないものなの。 貴族には領地があって、領民がいて、それでみんなを支えてるから。 だから逃げちゃいけない。どんなことに対しても、自分の才能に対してでも、絶対に」 ホワイトスネイクは黙ってそれを聞いていた。 そして口を開く。 「例エ魔法ガ使エナクトモ、例エ『ゼロ』ト蔑マレヨウトモ……ソレデ構ワナイノダナ?」 「あんたが示した方法を使うぐらいならね」 「……ソウカ」 ホワイトスネイクはこのことに関して、それ以上は何も聞かなかった。 「ダガ……モウ一ツ、理由ガアルンジャアナイノカ?」 「え?」 「ルイズガ私ノ提案ヲ退ケタ理由……ルイズガサッキ言ッタモノトハ別ニモウ一ツ、アルヨウニ思エルノダナ……」 ルイズは、ホワイトスネイクの洞察力に背筋が冷える思いがした。 確かにその通りだった。 貴族らしくないからやりたくない、というのは事実だが、実際のところそれは建前にすぎない。 そんなことよりも、もっと大切な理由があったのだ。 だが―― 「言いたくないわ」 ホワイトスネイクにはまだそれを言いたくなかった。 それはルイズにとって、とても大事なことだったから。 「……ソウカ。ナラバ無理ニハ聞カナイ」 ホワイトスネイクはそれだけ言って、手に持っていたルイズの魔法の才能――『ゼロ』のDISCを、ルイズの額に差した。 DISCは静かな音を立てて、ルイズの中に戻っていった。 「人間ハ…時ニ『納得』ヲ必要トスルモノダ。 『納得』ノ無イ道ニ対シテハ、ソコカラ一歩モ先ヘ進メナイ。 ソレハ人間ガ自分ノ精神ニ強イ芯ヲ必要トスルカラダ」 「ソレニ私ハタダ、ルイズガドノ道ヲ選ブノカヲ見テイルダケダ。 ルイズガ納得出来ナイ、選ベナイト判断シタ道ハ、遠慮ナク捨テ行ケバイイ」 ホワイトスネイクはそう締めくくると、音もなく姿を消した。 ホワイトスネイクは言った。 自分が必要ないと判断した道は、遠慮なく捨てていけばいい。 自分は本当に心から、納得できないと、そう思っているのか? 本当に、あの「魔法の才能を奪う力」に未練は無いのか? いや……きっと、ある。 それどころか、喉から手が出そうなくらいに、魔法の才能を欲しがってる。 あんな奴らが、自分をいつもゼロ、ゼロと呼んでバカにする奴らが魔法を使えて、何で自分が使えないのか。 勉強なら誰よりもした。 魔法が使えるようになるためにどんな努力だってした。 なのに…なのに、自分は魔法を使えない。 こんなの、あんまりだ。 ろくすっぽ努力もしない貴族のボンボンに魔法が使えて、自分にはできないなんて……。 でも、とルイズの中で何かが囁く。 そんなやり方、「あの人」は絶対に喜んでくれない。 ホワイトスネイクの提案は、今までの自分の努力を全部フイにしてしまうものだからだ。 「あの人」が応援してくれたのは、そんな提案を呑む自分じゃないはずだ。 それに自分の根っこの方でも、ホワイトスネイクの提案を拒んでる。 でも魔法は使えるようになりたい。 でも、ホワイトスネイクの提案を受け入れたくは無い。 でも。 でも。 でも。 でも…………。 胸中に渦巻く思いを抱えながら、ルイズは重い足取りで教室を出た。 スタンド使いは、自分のスタンドを選べない。 しかし、誰もそのことに不平不満を並べたりはしない。 なぜか? どんなスタンドにも必ず「最良の使い道」が存在するからだ。 そしてその「最良の使い道」は、スタンド使い達が心の奥底で望んだもの。 だから見つけることが出来るのだ。 では、これをルイズの問題に置き換えることは可能だろうか? ルイズは魔法を使えない。 使えるのは爆発を起こす失敗魔法だけである。 結論から言えば、「最良の使い道」はルイズの失敗魔法には存在しないだろう。 何故ならルイズは自分の失敗魔法が大嫌いで……そして、普通に魔法が使える事を、心の底から望んでいるからだ。 にもかかわらず、ルイズはホワイトスネイクの申し出を断った。 口では「貴族であるため」とかなんとか言っていたが、本当の理由はそんなんじゃあない。 多分、いや確実に……誰か他の人間のためだ。 どんな人間でも心の拠り所にするものは、地位か誇りか人だけ。 ホワイトスネイクが20年間で得た考えがそれである。 ルイズに地位はなく、そして誇りがよりどころではないのだから……残るは人のみだ。 だからそう判断した。 とはいえ、そんなことはホワイトスネイクにとってどうでもよかった。 重要なことは、「つまらない理由のためにルイズが望みを捨てたこと」だ。 自分のプライド、そして人とのつながりのために念願を放棄する。 実にくだらない。 かつてプッチ神父と戦い、あと一歩のところまで追いつめた徐倫も、 父親とのつながりのためにプッチを仕留め損ねた。 人と人のつながりなど、足枷にしかならないのだ。 だがルイズは足枷を選んだ。 ホワイトスネイクはそのことに少なからず失望した。 そして、ひとつの確信を得た。 ルイズは、「ホワイトスネイク」というスタンドを扱うことに、決定的に向いていない。 To Be Continued...
https://w.atwiki.jp/orekabattle/pages/27.html
ゼロパラメータ 初期コマンド 覚える技 クラスチェンジ派生 解説 ゼロ パラメータ 属性 水 HP 81-86 クラス ☆☆ 攻撃 44-47 種族 戦士 素早さ 34-36 EX(ボタン連打) 分身攻撃→分身攻撃・零式 入手方法 戦士タンタ+魔法使いジヨン 戦士タンタ+ウサミコ 初期コマンド # ★ ★★ ★★★ ★★★★ 1 ミス こうげき 2 こうげき こうげき 3 こうげき! こうげき 4 こうげき! こうげき! 5 ★→★★ シビレ斬り 6 シビレ斬り シビレ斬り 覚える技 単体攻撃こうげき こうげき! 会心の一撃 シビレ斬り 拡散攻撃 全体攻撃 防御 回復 召喚 異常 EX増減 コマンドパワー増減★→★★ クラスチェンジ派生 ゼロ(Lv10)+備前長船→風魔の零 解説 バランスのとれたモンスター。ミスが少なく、確実に攻撃を決める。 基本的に攻撃を決められる点はいいのだが低火力の「こうげき」が多く この箇所を潰せるかどうかでダメージが変わってくる。 ゼロの状態だと「シビレ斬り」が欲しい所か。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/505.html
「女神の杵」―ラ・ロシェールにおいて貴族専用ともいえる宿である。 そこに手紙取り戻し隊の一行が宿泊する事になり ワルドとルイズが桟橋へ乗船の交渉を行っていたが困ったような顔をして戻ってきた。 「やれやれ…アルビオンにわたる船は明後日にならないと出ないそうだ」 「急ぎの任務なのに…」 「『兵は神速を尊ぶ』…オレの世界の兵法家の言葉だがどうして船が出ねーんだ?」 その疑問にワルドがプロシュートに向き直り答えた。 「明日の夜は月が重なるだろう?『スヴェル』の月夜だ。その朝アルビオンがラ・ロシェールに最も近付く」 「……アルビオンがラ・ロシェールに最も『近付く』だと?どういうこった?」 「アルビオンを知らないのかい?まぁ見れば一目で分かるさ」 そう言いながらワルドが鍵束を机の上に置く。 「キュルケとタバサが相部屋だ。そして、プロシュートは一人」 「あたしはダーリンと一緒でもいいわよ?」 「床以外で寝るのは久しいから邪魔されたくねぇんでな…」 組織を裏切ってから安眠などとはほとんど無縁だったが、プロシュートもやはり人の子、休息というものを体が欲しがっていた。 「僕とルイズは同室だ。婚約者だからな。当然だろう?」 ルイズがはっとして、ワルドを見る。 「そんな、ダメよ!まだ、わたしたち結婚してるわけじゃない!」 ワルドが苦笑しつつ首を振って、ルイズを見つめた。 「きみが思ってるような事はしないさ。大事な話がある、二人だけで話がしたい」 さすがに貴族を相手にするだけの宿のことはあり各人の部屋は立派なものだ。 グラスにワインを注ぎ二つの月を見ながらそれを飲み干す。 「ペッシ、メローネ、ギアッチョ、リゾット…まだ生きてるんだろうな オレが戻った時に全滅してやがったらただじゃあおかねーぜ?」 プロシュートがここに召喚されてからかなりの時間が経過している。 ボスの娘を奪おうとしてから僅か2日足らずでホルマジオとイルーゾォが敗北したのだ。 ましてや自分すら召喚されなければ死んでいた。他の仲間の安否が気になるのも無理は無い事だった。 その思いを振り切るようかのようにもう一杯ワインの飲み干しスーツを脱ぎベッドに潜り込むが、しばらくすると 「……くそ…気持ち悪りぃ…」 ボスを裏切ってブチャラティと戦うまでは追っ手を警戒し、ハルケギニアに召喚されてからは床の上 安眠とは程遠い生活を送っていた上に貴族用のベッドの感触に慣れていないためだ。 だが頭が睡眠を求めておりしばらく耐えているとアルコールが廻ってきたせいもあり強烈な睡魔が襲ってきた。 「難儀な生き物だな…暗殺者…っての…は……」 そう呟くと意識を闇に手放した。 別の部屋ではルイズとワルドが話をしている。 そうして一通り思い出話を終えた後ワルドが意外な事を語りだした。 「きみの使い魔の左手のルーン。あれはただのルーンなんかじゃあなく伝説の使い魔の印さ」 「…伝説の使い魔?」 今一理解できないといった具合にルイズが聞き返す。 「『ガンダールヴ』の印。始祖ブリミルが用いたもので 誰もが持てる使い魔じゃあない。つまりきみはそれだけの力を持っているんだ」 プロシュートは確かにメイジ達とは違う何か別の能力を持っている だけど、そうだったとしても信じられなかった。自分は魔法の使えないゼロのルイズ しかもあの使い魔を制御すらできていない。ギーシュを返り討ちにして殺したり姫様の左手を踏みつけたりその度に寿命が縮む思いをしているのだ。 とてもじゃないけど、ワルドが言うような力が自分にあるとは思えない。 「この任務が終わったら、僕と結婚しようルイズ」 そう思っていると唐突にワルドにプロポーズをされ思考が乱れうまく返事ができなくなる。 必死になって考えるが心の底に引っかかっていた言葉を思い出す。 『オメー自身の心が『成長』しなけりゃあまた『ゼロ』と言われるだけだッ』 あの時は魔法が失敗した事もあり半ば無視していたが、初めて使い魔…いや人に本気で怒られた。 家族や教師達から怒られた事はいくらでもある。でも、あんな風に怒られた事は一度も無かった。 「…まだ、わたし心が成長できてない」 ルイズが顔をワルドに向け真剣な顔でそう答えた。 フーケの時もそうだ。ゼロのルイズと呼ばれたくないがため無謀にゴーレムに魔法を使い危うく踏み潰されるところを助けられた。 プロシュートがいなければゴーレムを倒すどころか下手すれば全滅していたのだが『その覚悟があればゴーレムを倒せる』と言われた。 それでゴーレムを倒せたのだが一人では何もできないという事を痛感させられたのでもある。 「…分かった、取り消そう。今、返事をくれとは言わないよ。でも、この任務が終わったらきみはこれを受けてくれると思っている」 ベッドに向かい目を閉じたが幼い頃あんなに憧れていたワルドからの求婚に応えれなかったのか自分でも不思議だった。 その理由が分からなくなりその考えを打ち消すが次に浮かんできたのは自分の使い魔の事だった。 自分だけではなく姫様にすら本気で怒りをぶつけたあの使い魔の事を。 ただ叱るだけではなく、自分が成長する事を望んでいるかのように感じたのだ。 「カトレア姉様が健康で男だったらあんな風に叱ってくれたのかな…」 病弱ながら誰であろうと分け隔て無く接する優しい姉と誰であろうと臆す事なく真剣に怒り成長を望むプロシュートが被った気がした。 眠りに身をゆだねるがルイズは知らない。プロシュートが別の世界でも『兄貴』と呼ばれ慕われていた事を。 ―翌朝― ガバァ! 「…………たっく」 ベッドから跳ね起きるようにして目が覚めたプロシュートが辺りを見回すようにしてベッドから降りる。 「……こっちに来て以来だが…しょうこりもねぇ夢だ」 また、初日に見たあの夢を見たのだ。 不安を打ち消すかのように窓を開け、新しい空気を肺に入れると少しだけだが気が楽になった気がした。 着慣れたスーツを着るが昨日の崖滑りで少しだけ汚れが付いている場所を見付けた。 「さすがに一着だけじゃあな…似たようなヤツを作れれば問題ねぇんだが」 汚れは落とせる、だが傷はそうはいかない。ある意味自分の身が傷付くより厄介な問題だった。 実にイタリア人らしい思考を巡らせている時ドアがノックされた。 「…誰だ?」 「相変わらず用心深いね。ワルドだ、少し話があるんだがいいかい?」 「何の話だ?」 ドアを開け向かい合うワルドとプロシュート もし、二人とも貴族と認識されていればこの場を目撃した女性達から黄色い歓声が沸きあがるのはほぼ確実の光景である。 「きみは伝説の使い魔『ガンダールヴ』なんだろう?」 だが、その問いにプロシュートが瞬時に反応するッ 「テメー…その話誰から…いやどうして知った?この事はオスマンのジジイとコルベールとかいう禿しか知らねーはずだぜッ!?」 一瞬で空気が張り詰める。老化能力はともかく印に関しては自分ですら最近知ったのにこの男がそれを知ってるはずはないと思った。 「…フーケを尋問した時に君の印について知った。それで王立図書館で君の事を調べたら『ガンダールヴ』にたどり着いたというわけさ」 「あいつか…まぁ確かに見られてても不思議じゃあないが」 「それにルイズから聞いたが異世界から来たそうじゃあないか。 正直なとこ興味がある。そしてあの土くれを捕まえた腕を知りたいんだ。手合わせ願いたい」 「……いいだろう、互いの戦力を知るいい機会ってもんだからな」 実際、ここに来てメイジとの戦闘経験は乏しいと言ってもいい。 フーケの時はメイジというよりゴーレムを相手にしギーシュでは弱すぎて話にならない。 そういった意味で隊長級のメイジの実力を知っておく丁度いい機会だと思い了承した。 「中庭に練兵場がある。そこでやるとしよう」 練兵場でギャングと貴族が向かい合う。正直言って異質だ。 持ってきたデルフリンガーを抜くとワルドがそれを制止した。 「立ち合いにはそれなりの作法がある。介添え人がいなくてはね。呼んであるからそろそろ来るはずだ」 「来いっていうから来てみれば…一体何を?」 そこにルイズがやってくるがデルフリンガーを抜いたプロシュートを見ると気付いたように顔を硬直させた。 「彼の実力をちょっと試したくなったんだ」 その言葉にこれが決闘だという事を悟り慌ててプロシュートを見る。己の使い魔が決闘であれば容赦しないという事を知っているからだ。 目は鋭くなっていたが殺意は持っていない。だがそれでも止めようとした。 「やめなさい。これは命令よ?」 「手合わせだ、オメーが心配することでもない」 殺意は持っていないが目は本気だ。止められない事を悟り数歩下がった。 「では、介添え人も来た事だし始めるとしようか」 だが、それもまた別方向からの声に止められることになった。 「珍しくルイズが早起きしてるから尾けてきたけど…面白そうな事してるじゃない」 声の主の方向を見る。そこに剣を持ったキュルケと眠そうにして本を開いているタバサが居た。 「…なにしにきたのよ?」 「これを渡しに来たのよ。あの時勝ったのはあたしなんだから文句無いわよねヴァリエール」 そう言ってプロシュートに差し出した剣はデルフリンガーより刀身が二周り程小さいが真新しい剣だった。 その剣をプロシュートが見ているとデルフリンガーが口を開く。 「兄貴ィ…まさか俺の出番これだけ?」 「あっちの方が使い回しが良さそうだからな」 「なんたる差別!ああブルジョワジー!ブルジョワーヌ!!」 わけの分からない事をわめくデルフリンガーを後に改めてワルドに向き直る。 「手加減は無用の隙を生むからな…悪りーが本気で行くぜ」 「構わぬ。全力でこい」 その言葉と同時にプロシュートが飛ぶようにして距離を詰める。 片手で持った剣で切りかかるそれを杖で受け止められた。 だが受けられたと同時に足払いを繰り出す。ワルドがそれを後ろに飛ぶようにしてかわすと構えを整えた。 無論距離を取られる事を黙ってみているプロシュートではない飛ばれると同時にまた距離を詰める。 「遠距離型に距離を取られるのは厄介だからな…」 要は近距離パワー型と遠距離型スタンドとの戦いと思えばいい。 近距離型が攻撃の為に距離を詰めれば遠距離型が間合いを取ろうとする。 だがこの男は近距離戦闘にも精通している。そこが厄介だった。 ワルドが杖を突き出すがそれの手を己の手で弾き軌道を反らし一瞬だが体勢が崩れたところに蹴りをブチ込む。 「っ~~~がッ!…速いな動きも素人のものじゃあないし、今の蹴りにしても剣で斬るよりも短時間で攻撃できるものだ」 だがワルドもただでは済まない、蹴られた反動を利用してかなり距離を開けていた。 「しかし、それだけでは本物のメイジには勝てない」 その言葉を無視し距離を詰める。 ワルドが突きを繰り出す。だがさっきの突きと違い軽いが速度を重視したものだ。 (この突き…ダメージを与えるためのものじゃあねぇな) 常人には見えない程の突きだったが防御に徹すればS・フィンガースのラッシュを捌けるのだ。 まして印の効果で本体の能力が上がっているためこれは致命傷にならないはずだった。 「デル・イル・ソル・・・」 だがそこにワルドの呟きが聞こえこの突きが一定の動きを以って行われている事に気付く。 「魔法かッ!」 聞き慣れない言葉を聞き瞬時にそう判断し今度は逆にプロシュートが距離を取る。 どんな魔法か知れないがあの至近距離で魔法を受けるのはヤバイと感じた。 「ラ・ウインデ…」 距離を取った瞬間空気が爆ぜプロシュートに向かってきた。 『エア・ハンマー』― 殺傷能力は無いが膨大な空気の質量を相手にぶつける強力な魔法だ。 「このまま『エア・ハンマー』に吹き飛ばされる確率90% 残るは右に身をかわす確率5%、左に身をかわす確率5%」 いつの間にか本から目を離したタバサがそう解説していた。 「右か左へかわして直撃は避けても体勢を崩すのは確実。その隙にワルド子爵が追撃を仕掛けるのは当然」 キュルケの目に一瞬タバサがサングラスをかけているような気がしが多分幻覚だ。 しかしプロシュートは…… 地面に向け剣を思いっきりブッ刺したッ!! 「それでいい。それがBEST」 何かもうタバサが今にもコォォォォオオという呼吸を始めそうだが気にしない。 『エア・ハンマー』がプロシュートを襲うが一瞬早く剣を楔のように打ち込み立ち向かうかのように暴風と向き直る。 瞬間、プロシュートの体が暴風に包まれ吹っ飛ばされそうになるが地面に打ち込まれた剣を支えにしているためそれには至らない。 ビキィ ビシ ビシ だがそこにプロシュートの耳にギアッチョが氷をブチ割るかのような音が聞こえ―― バッギィーーz__ン 「何ィ!?」 甲高い金属音が鳴り響く。剣が折れた音だ。 空気の大半は後ろに流れていたため吹き飛ばされはしないが剣が地面に打ち込んだ先を消失させていた。 「……リゾットが作ったナイフの方が丈夫じゃあねーか」 「武器を折ったからには勝負あり…だ」 そう言いながらワルドが杖を向けてくる。 「確かに君は強い。動きも素人のそれじゃあない。 だがそれだけではメイジには勝てない。つまり君ではルイズを守れない」 折れた剣キュルケに返しているプロシュートを尻目にワルドとルイズが問答を繰り返しているがワルドに引っ張られるようにしてそこから去った。 スーツに付いた埃を払っていると今まで黙っていたデルフリンガーが口を開く。 「あっぶねー…俺下手したら折れてたんだよな… しっかしあいつ強いな。スクゥエアクラスかもしれねぇが…兄貴どうしてあの化物を使わなかったんだ?」 「手合わせで自分の能力をバラしたくねーからな。切り札は本番まで取っておくもんだぜ」 グレイトフル・デッドを使えば勝てただろうがあくまで手合わせだ。 能力を見せる必要も無いと思い本体のみの攻撃でカタを付けるつもりだった。 「それに、向こうも手の内を見せてねー感じがしたからな」 「そういうもんかね。まぁ次は俺を使ってくれよ兄k……」 そう言い終える前に鞘に戻し部屋に戻る。 だがその後ろで折れた剣を持ったキュルケがあの武器屋をどうしてくれようかと心の炎を燃やしていたのは知る由もない。 プロシュート兄貴 ― スーツ手に入れ隊結成(現在隊長のみ) ←To be continued 戻る< 目次 続く
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/6594.html
ゼロ 収録作品:ファイナルファンタジー零式[PSP/PS4/Xbox1] 歌・編曲者:BUMP OF CHICKEN 作詞・作曲者:藤原基央 概要 『ファイナルファンタジー零式』の主題歌。 歌手はロックバンドのBUMP OF CHICKEN。ゲームの主題歌を担当したのは『テイルズオブジアビス』の「カルマ」以来の2作目となる。 『零式』のオリジナルサントラには収録されておらず、BUMP OF CHICKENのシングルやアルバム『RAY』に収録されている。 なお期間限定盤のシングルには、『零式』のムービーを楽曲に合わせたミュージックビデオが収録されたDVDが付属された。 オープニングとエンディングで使用されており、オープニングではアコースティック風にアレンジしたバージョンが使われている。 『零式』の世界観を反映したかの様な力強くも陰影豊かなメロディーと『零式』のストーリーにも合った歌詞が人気。 特にエンディングシーンのシチェーションとこの曲のマッチング具合が高く評価されており、BUMP OF CHICKENのインタビューでも「ゼロ」が流れるシーンを見た時、「(ストーリーは知らないが)感動して涙が出た」と言う程。 ディレクターの田畑端氏も「この曲無くして『零式』は完成しえない」や「ゲームではこの曲を、僕が思う最高の形で使わせてもらいました」とコメントする程のBUMP OF CHICKENと開発陣が最大限の力を持って実現させた会心の出来であったという。 BUMP OF CHICKENのメンバーは元々FFのゲームが大好きであったらしく、FFへのリスペクトが込められた曲でもある。 エンディングで流れるバージョンには、間奏にFFのメインテーマのフレーズがエレキギターで演奏されている。 この間奏はシングル等で収録されている通常版には使われておらず、現在の所はゲームをクリアする以外に聴く方法は無い。 ちなみにHDリマスター版の『ファイナルファンタジー零式 HD』では新たなテーマソングとして「UTAKATA~泡沫~」が追加されたが、別に「ゼロ」が差し替えになった訳ではなく、今まで通りに使用されているのでファンの方は安心して欲しい。 過去ランキング順位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 932位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 339位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 698位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 654位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 246位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 972位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 532位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 542位 第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 172位 第2回みんなで決めるゲームソングBEST100 337位 第3回みんなで決めるゲームソングBEST100 243位 みんなで決めるエンディングBGMベスト100 187位 第2回みんなで決めるエンディングBGMベスト100 152位 FINAL FANTASY BGMランキング 86位 みんなで決めるプレイステーション・ポータブルBGMランキング 12位 歌詞 以下のページを参照 別窓開きます。 収録アルバム ゼロ(期間限定盤) ゼロ (通常盤) RAY
https://w.atwiki.jp/cardxyz/pages/1160.html
ゼロ 効果[[キャラクター]] HP3 AP5 DP2 維持コストN2 種族 機械 戦士・銃士・機械との[[バトル]]でAP+1 出典 ロックマンゼロシリーズ
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/37062.html
【登録タグ 曖昧さ回避】 曖昧さ回避のためのページ つよぽその曲ゼロ/つよぽそ SouthSoilHomeの曲ゼロ/SouthSoilHome カンザキイオリの曲ゼロ/カンザキイオリ 曖昧さ回避について 曖昧さ回避は、同名のページが複数存在してしまう場合にのみ行います。同名のページは同時に存在できないため、当該名は「曖昧さ回避」という入口にして個々のページはページ名を少し変えて両立させることになります。 【既存のページ】は「ページ名の変更」で移動してください。曖昧さ回避を【既存のページ】に上書きするのはやめてください。「〇〇」という曲のページを「〇〇/作り手」等に移動する場合にコピペはしないでください。 曖昧さ回避作成時は「曖昧さ回避の追加の仕方」を参照してください。 曖昧さ回避依頼はこちら→修正依頼/曖昧さ回避追加依頼
https://w.atwiki.jp/hiyo-24/pages/23.html
ゼロ コーレン 「困ってる女の子見たら、助けたくなるのが性分なんでね。」 性別:男 一人称:俺 身長:180cm 血液型:O型 職業・役割:工場労働者 在住地:労働階級地域 A7th(エリアセブンス) 趣味・特技:運動・人の世話を焼く 好きなもの:仲間・人助け・仕事・にぎやかな雰囲気 嫌いなもの:静かな場所・勉強・研究施設 目の色:ターコイズブルー ■(#009DBF)髪の色:カナリア ■(#EDD634) カシオの親友で、“路地裏兄妹”の一員。 明るくこざっぱりした快活な性格で、誰からも頼りにされる兄貴分気質。 正義感が強く根が真面目なので、仲間内からの信頼も厚く、そこかしこで人(特に女の子)を助けては感謝されている。 母子家庭で育ったが、とある事件で幼くして母親を失い、一時は盗みや物乞いでその日の糧を得る生活をしていた。 そんな生活の中、偶然カシオと出会ってつるむようになり、今ではお互いにもっと信頼できる親友同士になった。 カシオと共に彼の義兄(レオ)の庇護のもと教会で暮らしていたが、彼が亡くなってからは家族の生活を助ける為、住み込みの可能な工場地区へ出稼ぎに出ている。 名前の由来:最初はチョイ役の裏切りキャラとして考えていたので、特に何も考えずに名前をつけたのがゼロ。 なので、特に深い意味はなかったと思うんですが、カシオの仲間達がアルファベットを基準に名付けたので、ゼロはその枠からはみ出してるやつ=0番目の仲間=ゼロ。 ってイメージでつけたんだったと思います。(うろ覚え(←おい) 名字はいつも通りの思い付き… イメージソング:募集中
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/423.html
ゼロ (その名はゼロ) (復活の象徴) CHARACTER CH-021 赤 発生 赤 1-3-0 R クイック (自動B) このカードがプレイされて場に出た場合、敵軍キャラ1枚のプレイを無効にし、廃棄できる。 コードギアス系 男性 子供 ギアス 別名「ルルーシュ・ランペルージ」 [1][1][1] 出典 「コードギアス反逆のルルーシュ」 2006 プロモーションカード CHARACTER CH-P005 赤 発生 赤 3-4-1 P (自動B) このカードがプレイされて、「特徴 黒の騎士団」を持つユニットにセットされた場合、カード2枚を引く。 (常時) 《[2・4]R②》プレイされたカードにある、敵軍ユニット1枚のテキストを、ターン終了時まで無効にする。(注 場でも継続する) コードギアス系 男性 子供 ギアス 別名「ルルーシュ・ランペルージ」 [1][1][1] 出典 「コードギアス反逆のルルーシュR2」 2008 このカードを連動に持つカード 紅月カレン このカードと専用機のセットが成立するユニット 無頼(ゼロ機) ガウェイン 蜃気楼 蜃気楼(拡散構造相転移砲)
https://w.atwiki.jp/imas/pages/1301.html
ゼロP アイマス×エーコンのインタビュー動画を制作。コールネームがまあいろいろとw 最新作 シリーズラストは小鳥さん 代表作 みんなわた、春香さんが大好きなんですね ニコ動一覧 タグ-ゼロP マイリスト-[IDOL COMBAT ZERO] インタビュー動画 http //www.nicovideo.jp/mylist/2917916 タグ一覧:P名 P名_せ デビュー2007.10上旬